
- 平成20年4月17日
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東海北陸自動車道 飛騨トンネル河合側坑口

H18年1月 |
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H19年9月 |
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- H19年1月13日貫通 -
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岐阜新聞に掲載された記事です。
難工事克服、悲願を達成
沿線地域の活性化が期待される東海北陸自動車道の未開通区間(飛騨清見―白川郷インターチェンジ、約25キロ)で掘削されてきた飛騨トンネルが13日、貫通した。2007年度中の見込みという全線開通に向けて大きな前進。坑内で行われた貫通式には、地元をはじめ県内外、工事関係者ら約160人が出席し、喜びと期待を膨らませた。
飛騨トンネルは、飛騨市河合町と大野郡白川村をまたぐ籾糠山(1、744メートル)を貫く約10・7キロ。道路トンネルとしては関越自動車道の関越トンネル(11・055キロ)に次いで、国内2番目の長さ。
中日本高速道路会社が、1997(平成9)年7月に避難坑から掘削を開始。粘土層や湧水(ゆうすい)に阻まれる難工事を、トンネルボーリングマシン(TBM)と発破を併用して克服し、約9年半かけて掘り抜いた。
式では、古田肇知事や齋田道男富山県副知事らがTBMの稼働ボタンを押して最後の壁が削れ、大きな拍手が起こった。鏡開きなどの後、万歳三唱をして悲願の貫通を祝った。
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